Monthly Archives: July 2016

本日配信!!

          街を歩いていたら、スマホを見ながら歩く人が異常に多いので、訊いてみたら、今日からスマホアプリの「ポケモンGO」の配信が始まったとのことでした。 アメリカをはじめ、世界各国で大人気になっているアプリですが、立ち止まってスマホをいじくっている人がやたらに多くて、人の流れが滞っているところが何か所もありました。 海外から、「ポケモンGO」に没頭するあまり、交通事故、崖からの転落死、立ち入り禁止エリアに入り込んでのトラブルなどのニュースが届いていましたが、今日の街の様子を見るとよく判ります。 新宿駅周辺でも、いつもの街の感じと違う不思議な違和感があり、社会が変わってしまったような感じがしました。よく見ると、外人さんのグループさえもこのアプリで遊んでいるようで、人気の高さが実感できます。 驚いたのは、「マクドナルド」の周辺です。配信元と業務提携して、ショップが「ポケストップ」や「ジム」という重要なポイントになっているとのことですが、お店の前にずらっとスマホ片手の人が並んでいる光景は、いったい何事だろう!?という不思議な雰囲気でした。 これまで「歩きスマホ」が問題になっていましたが、これからは、ポケモン探しの「立ち止まりスマホ」トラブルも多発するのではないでしょうか。 今日の新宿は、不思議な緊張感の漂う、妙な一日でした。これから毎日こんな状況が続くのでしょうか・・・・・????

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いずれお会いするので・・・・

              新宿の「太宗寺」というお寺には、『閻魔(えんま)大王(だいおう)』と『奪(だつ)衣(い)婆(ば)』が居ます。 『閻魔大王』は地獄の支配者です。地獄と一口に言っても、大きく分けて8種類、その周辺に小規模な地獄が16も付随していますので、結構いっぱいあります。『閻魔大王』は、落ちてきた死者が、生前どんな悪事を働いたかを判定して、どの地獄に行くべきかを判定します。 『奪衣婆』は、『閻魔大王』に仕える者とも、妻とも云われる鬼婆で、六文銭を持たずに三途の川を渡る亡者の衣服を剥ぎ取って、「懸衣翁」と云う判定係のお爺さんと協力して、その亡者の罪の軽重を計る役目です。  「太宗寺」の閻魔堂は、通常は入れませんが、お盆の7月15日・16日の二日間だけ、ご開帳となり、入らせてもらえます。お盆のこの二日間は地獄の定休日で、亡者さん達も生前暮らした家族の許に一時帰宅するので、お仕事はありません。だから、見学の受け入れ日なのでしょうね。 一年に、たった二日の貴重な日なので、『閻魔大王』と『奪衣婆』のお二人に面会に行ってきました。 私は、まだこの世にて、地獄の裁判を受ける被告人ではありませんから、このお二人を怖がる必要はありません。でも、薄暗い閻魔堂に入ると、高さ5.5mの『閻魔大王』が目の前に座っていて、剥ぎ取った衣服を手にして、立膝座りで前かがみに身構える、2.4mの『奪衣婆』に左側から、囲まれると、けっこう怖い(+_+)・・・ 『閻魔大王』の左後方には、嘘つき亡者の舌を引っこ抜く大きな“やっとこ”も置かれていて、緊迫感が漂います。お二人とも目力が強くて、心の中を見通されるようで、タジタジしてしまいます。 説明によると『閻魔大王』は、江戸時代の文化11年(1814)に安置され、『奪衣婆』は明治3年(1870)とのことなので、かなりの時代差があります。『閻魔大王』は、長い年月の間に火災や大震災で何度か損傷し、顔は造られた時のままですが、体は補修されているとのことです。 一方、『奪衣婆』は、破損とか補修はほとんどなかったようで、作成された時のままの姿で、彩色のみが褪せて、鬼気迫る様相を呈しています。怖さ的には『奪衣婆』の方が一段上なのは、明治時代のリアルな技法が駆使されているからなのでしょうか?血管が赤く浮き出ている眼球なんて、かなりの恐ろしさです。 いずれ、お会いして裁きを受けなくてはならいお二人なので、この機会にお目にかかっておこうと思い、赴きましたが、残された人生を真正直に生きれば、お会いしなくて済むのでしょうか・・・・・? なお、「太宗寺」には、この外にもいくつもの文化財がありますので、足を運んで歴史に触れてみてはいかがでしょうか! 東京メトロ「丸の内線・新宿御苑前駅」から3分くらいです。新宿駅からは、東口から新宿大通りを、四谷方向に一直線に歩いて15分くらいです。              

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「2頭のライオン物語」

    新宿駅 東口広場には、2頭のライオンがいます!と云っても本物のライオンではありません。 駅の改札口がある、地下構内と広場をつなぐ広い階段を守るかのように、その左右に構えている作り物です。 2頭のライオンの年齢と出身地は、随分ちがいます。広場で、駅に向かって階段の右側にいるのは、「新宿ライオンズクラブ」が12年前に設置したもので、新宿生まれの金色のヤングライオンです。「ライオンズクラブ」の社会貢献事業をサポートするための資金提供を呼びかける「募金ライオン」です。 これは、ピラミッドを背景にした、けっこう大きなライオン君で、みんなが鼻面をなでるので、ハゲ・ハゲになってしまいました。 このライオン君に募金のお金を投入すると《ウオ~~~》と百獣の王が咆哮吠して、《ありがとうございました》の音声も聞こえます。騒音が渦巻く東口広場ですが、結構な大音量です。みんながその存在をしってくれれば募金がもっと増えるかもしれませんね。 一方、階段に向かって左側のライオン君は、通行人からも注目されないちょっぴりカワイそうな存在です。 でもこのライオン君は、イギリス生まれの由緒正しい存在で、「馬水槽」というものです。赤大理石の重厚な造りで、1800年代のロンドンの街角に設置されていた、水飲み水槽です。ライオン君の口から流れ出た水で満たされる、長方形の大きな水槽は、馬車を引いたり、人を乗せたりする馬のため。その下の小さな掘り込み水槽は、犬や猫のためのもの。裏側の半円形の水槽は人の飲用水です。人と動物が一体となって街の中に共存していた、良きヨーロッパを象徴するかのような微笑ましいお宝でもあります。 この「馬水槽」は明治39年にロンドン水槽協会から東京市に贈られたものです。“東京の水道の育ての親”と言われている「中島鋭司博士」が東京の水道システムを造設する際に、視察でロンドンを訪れた記念として東京市に贈られたものです。 東京市庁舎前に設置された後、何度か移設され、昭和39年に新宿駅東口に移され「みんなの泉」と名付けられて、現在に至っています。 新宿西口の超高層ビル街は、かつて中島鋭司博士が東京の水道システムのひとつとして造設した「淀橋浄水場」の跡地なので、駅を挟んでこの場所に「馬水槽」が鎮座しているのも絶妙なポジションと云えるのではないでしょうか。 新宿駅の東口広場のライオン君は、それぞれに個性豊かな存在です。撫でても触っても噛みつかれる心配はありませんので、かわいがってくださいね!!                  

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