Monthly Archives: February 2017

染の小道

2月24日(金)~26日(日)の3日間、新宿区「中井」の町筋で『染の小道』のイベントが行われました。町を二分して、清流・妙正寺川が流れる「中井」は、西武鉄道「新宿線」と都営地下鉄「大江戸線」の乗り換え町で、「西武新宿駅」から各駅停車で10分程度。大江戸線「東中野」からは、たった一駅という足の便の良さです。 『染の小道』は、染物産業の町「中井」が、『染』に親しんでもらうために、2011年に始めたイベントです。「中井」の町に点在する染物業者が、各自の工房を公開してくれるほか、町の色々なお店が『染』をテーマに、小物の販売、特別メニューの料理提供などで、来訪者をもてなしてくれます。 町を流れる妙正寺川の川面いっぱいに、色とりどりに染め上げた反物を幾筋も展示する風景は、このイベントを象徴する景観で、訪れる人たちの目を引いていました。         着物と切っても切れない関係の『染』のイベントらしく、期間中は男女を問わず、和服姿の人が大勢見られました。伝統的な着付けの人、今風にアレンジした気軽な着方を楽しむ人、それぞれに和の装いを満喫しているかのようでした。期間中、着物姿の多い「中井」の町は、人で賑わうのですが、しっとり潤った空気が漂っていました。 「染物」は、新宿区の伝統産業のひとつです。区内の落合・高田馬場・西早稲田などの地域では、江戸時代からの染の技術が脈々と受け継がれています。今日でも染色産業に関連する多様な業者が技を結集して、現代感覚に溢れた素晴らしい品々を、この地から産み出しています。 江戸時代、江戸の町々では多くの染物職人が仕事をしていました。染物産業には、きれいな水が必要なので、いずれも川筋にそって仕事場を構えていました。 江戸の染色産業は、武士の裃や袴に使われた“江戸小紋”や、”手描き友禅“などで名声を得て、京都、金沢と並ぶ三大染物産地でした。 時代が流れ、明治維新後も、東京の染色産業は賑わっていました。しかし、大正中期以降、川の水が次第に汚れて行くに従って、良質な清流を求める生産者は、新宿の「神田川」「妙正寺川」流域に集まってきました。今日では、「神田川」で染物を晒すことは無くなりましたが、新宿区には多様な伝統技術を継承する、およそ140の染色専門業者があり、その半数近くが「中井」「落合」地区を拠点にしています。       『染の小道』は、毎年2月下旬に開催されます。このイベントをご縁に、手描き友禅、刺繡、湯のし、洗い張りなど、およそ200人、11業種の職人さん達が、伝統の技を継承して仕事場を構えている「中井」の町を応援したいですね!  

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桜が咲きました!

              立春はとっくに過ぎましたが、まだまだ木枯らしに襟を立てる日が続いています。でも、新宿・歌舞伎町には桜が咲いています!! 歌舞伎一番街の奥に「ハイジア」という、ビルが建っています。ツインビルで、東館は「大久保病院」西館にはショップやオフィスが入居しています。建物の前の広場には、交番があるので、辿り着くのは簡単です。 そのビル前の広場に、一本の桜の木が植えられています。まだ若い木らしく、幹も太くはありませんし、枝も拡がってはいません。ちょっと頼りない感じですが、れっきとした桜の木です。2月の中旬から、ポツポツと花を咲かせているとのことで、通りがかりの人々が笑顔で見上げています。その桜木の幹に取り付けられた札には「アンギョウザクラ(安行桜)」と書かれています。 「安行桜」は新しい品種で、60年ほど前、安行市在住の沖田雄司さんという研究家が、地元で見つけた早咲き桜を接ぎ木で育てあげたのが最初だとのことです。人々がその早咲き桜の名前を訊ねるので、沖田さんは「沖田桜とでも言っておきましょうか。」と冗談に答えているうちに「沖田桜」という名が広まってしまったそうです。 その後、「安行緋寒桜」という正式名称になったそうですが、いつの間にか「安行桜」とか「安行大寒桜」と言われるようになって今に至っている、とのことです。 安行桜の由来はさておき、各地から雪の便りも届いているさなかに、可憐な桜の花が見られるのって、心がぽっと温まりませんかお酒の街・夜の街として名を馳せている 歌舞伎町ですが、ほんのり淡い桜のピンク色に、春の風流を楽しんで下さい。  

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都庁の北展望室

              ちょっと空白な時間があったので、都庁の展望室に行きました。都庁第一庁舎は地上243メートルで48階建です。建物の途中から、南と北に、2本のタワー状に分かれています。 展望室は南・北いずれも45階ですが、43・44階と46~48階は機械室なので、一般の人が昇れる最上階という訳です。 展望室は、朝9時30分から、夜の11時まで公開されているので、いつでもダイナミックな東京の展望が楽しめます。 南展望室、北展望室へは、1階から、それぞれ直通のエレベーターで昇ります。手荷物検査を受けてエレベーターに乗るのですが、チェックはそんなに厳しいものではないようです。 45階の展望台には55秒という高速で到着です。エレベーターを降りる時、床との隙間からかなり強めの風が吹きあがっていて、ずいぶん高いところなんだ!と実感されます。 今日は、北展望室に赴きました。節電中なので、思ったより暗めでしたが、周囲は広い窓なので、晴れた日の昼は自然光がたっぷり差し込むので支障はありません。 展望室に踏み込んで、目を引くのは、お土産店とおしゃれなレストラン。東京名所のひとつとあって、地方から見学に来ている人が大勢いました。更にすごい人数なのが、海外からの観光客、中国や韓国、タイ、インドネシアなど、アジア各地の人たちを始め、アメリカ、フランス、オーストラリア、スペイン、ブラジルなど世界中の人々が集まっていて、インターナショナル感は空港ロビー並みです。 おみやげ店に並ぶアイテムは、様々ですがキティーちゃん、などのキャラクターグッズと、ジャパネスクな民芸調グッズが目立ちました。 北展望室には、おしゃれなカフェレストランがあります。広い窓から眼下の、明治神宮や渋谷、さらにその先に広がる東京の街並みが手に取るように眺められます。遠くの空には、羽田空港に発着する飛行機まで見えています。 お値段も意外なほどリーズナブル。パスタとかソフトドリンクでも注文して、のんびり時間をつぶすのも楽しいのではないでしょうか。 前述した通り、展望室は、夜11時まで営業しています。煌めく宝石箱のような東京の夜景を楽しみながらのデートには超おススメです。都庁の位置する西新宿は高層ビルの街です。目の前には何本もの高層ビルが林立していて、独自の都市美も楽しめます。新宿駅西口から歩いて10分程度の気軽さですし、無料開放されています。ぜひ一度おいで下さい。  

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