女川町のニュースを観て

Posted by on 2017年3月12日

23年4月 仙台の写真 106 85月11日は、あの忌まわしい東日本大震災の日です。

テレビでは、震災関連の特集ニュースが各局から流れています。朝のNHKニュースで、復興した宮城県「女川町」の中継がありました。海に面してかさ上げされた土地に造営された、新しい商店街が元気にスタートした中継放送を見て、たくましい復興ぶりに思わず顏がほころびました。

じつは、6年前、大地震と津波被害に遭った直後の4月と翌年の5月にも、女川町にうかがいました。海岸の埋め立て区域の町は液状化現象で壊滅状態でした。荒涼とした被災現場は、地中に打ち込んだ杭ごと横倒しになっている警察の建物、ガクッと段差が出来て陥没してしまった漁港の船着き場、上屋が流失して土台だけか残っている無残な建物跡地、などなど、すべての光景が目を疑う惨状でした。

前述したとおり、被災直後の最初の訪問の際は、こんな不幸を写真撮ってはいけないと思い、シャッターを切ることをしませんでした。翌年の5月にふたたび伺った女川町。状況はほとんど変わっていませんでした。現地の方々と話す機会があった中で、「構わないから、どんどん写真を撮って、全国に実情を知らせてくれ。」との言葉がありました。

5年間、私のPCの中に記録されている女川町の写真を見ていただき、元気に立ち上がった今日の女川町の報道写真と比べてください。女川町の皆さんがこの6年でどれほど頑張ったかが判るはずです。町の皆さんが、悲しみを前進の原動力にして生きてこられたことに頭が下がります。

ご覧いただく写真は、2012年4月、2回目の訪問時のものですが、前年の震災当初の状況とほとんど変わっていません。

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