Monthly Archives: November 2017

ラストチャンス

「酉の市」は、11月の風物詩のひとつです。月内の「酉の日」に神社の境内に市が立ち、飾り立てられた「熊手」をはじめ様々な縁起物が売られます。もちろんお祭りなので、屋台店も並び、訪れる人々を楽しませてくれます。               日本のお祭りは、農業に関わるものが圧倒的に多いのではないでしょうか。春祭りは、その年の豊作を願い、秋祭りは豊かな収穫に感謝するのが、その心ですね。 それじゃ、11月の「酉の市」って、何に感謝するお祭りなのでしょか・・・・? 「酉の市」の起源については、日本神話のヤマトタケルノミコトにまでさかのぼる様々な説がありますが、これだ!!という定説が見つかりません。 そこで、【年末商戦】の景気づけキャンペーン、と解釈するのが新宿人間の商人的発想になってしまいます。 「酉の市」は「獲りの市」、賑やかさを演出して購買意欲を掻き立て、売り上げを増やし、縁起物の「熊手」で、ガサガサとお金を掻き集める!!っていう地域イベント的なポジションではないでしょうか。 アメリカなどでは11月第4木曜日の「感謝祭」の翌日を「ブラックフライデー」として、大規模なバーゲンセールを行い年末のクリスマス商戦の前哨戦とします。大幅な値引きで 売り上げを伸ばす日ですが、業者は黒字になるので「ブラックフライデー」と言うそうです。 日本でも、大手の量販店や、通販ビッグサイトなどで取り入れられて、ニュースになっていますね。 新宿は、ショッピンング、飲食、アミューズなどが複合的に集まり、24時間活動している、日本一の規模を誇る商業エリアです。 そんな新宿の繁華街を抱える『花園神社』の「酉の市」は、その規模においてもとびっきりのスケールです。神社の境内だけでは収まり切れず、周辺の路上にもいろいろな屋台が溢れ出して並んでいます。                                                                                           最初に述べた通り「酉の市」は、11月の「酉の日」に行われます。12日ごとに巡ってくる「酉の日」なので、年によって、2回の開催だったり3回だったりします 今年はスケジュール調整がうまくいったようで、6日(月):18日(土):30日(木)の三回です。当日のみならず、前の日も前夜祭として賑わいますので、6回楽しめます。 既に、2回終わってしまいましたが、実は最終回が一番楽しいのです。最後なので、熊手屋さんと掛け合って大幅値引きを勝ち獲ること期待できます。狙い目は夜10時を回ったころかもしれません。 何はともあれ、ラストチャンスの「三の酉」は、目の前に迫っています。29日でもOK、当日は夜明けまで境内はワイワイ状態です。「熊手」を肩にかついで始発電車でご帰宅!も、イイんじゃないでしょうか!        

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ボージョレ ヌーボー

11月16日(木)はボージョレ ヌーボーの解禁日です。 フランスのワイン産地として有名なボージョレ地区で、最も早い時期に収穫されたブドウでワインが出来上がるのが11月上旬です。はじめは、出来立てワインの販売解禁日は11日が聖人サン・マルタンの誕生日なので、縁起をかついで、その日になりました。 ところが、この日が無名戦士の日に変更になってしまったので、4日ずらして、15日に変更となりました。この日は、別の聖人サン・タルベールの日です。 ところが、ところが、解禁日を決まった日に固定してしまうと、年回りによっては土曜日とか、日曜日になってしまうこともあり、酒屋さんの定休日と重なって、解禁日に待ち望んでいたワインが飲めない・・・というトラブルも起きてしまいました。 そこでみんなで考えて、11月の第三木曜日に、またまた変更となりました。この日なら、酒屋さんや運送屋さんの休業でズレることがなく、飲みそこなうこともなくいので、メデタク一件落着!!となったそうです。 さて、日本は、時差の都合で、ヨーロッパより7~9時間、カレンダーが早くなっていますので、その時間分だけ午前0時を迎えて16日になるのが早くなります。 したがって、”世界で一番早くボージョレ ヌーボーが飲める”!!と云う訳です。               そんなウンチクはどうでもいいのですが、11月16日の解禁日、新宿では、酒屋さんはもとより、飲食店でも和・洋・中・エスニックなどのジャンルに関わりなく、この日にボージョレ ヌーボーが登場しました。 解禁日から2週間近く経ちましたが、まだボージョレ人気は続いています。 日が落ちて、冷たい風が頬に切りつける頃、街で「ボージョレ ヌーボー 解禁」のポスターを貼っているお店を巡ってみました。 今年は、ブドウの作柄が良くて、出来立てワインと云えども、おいしい!という声がどのお店でも聞けました。今夜はちょっと寄り道・・・新宿で薫り高いワインを楽しみませんか!              

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漱石生誕の地

              文豪 夏目漱石は、明治維新の前年、慶応3年(1867)2月9日に生まれました。 江戸 牛込 馬場下横町というところが生誕の地です。 現在のその地は、新宿区 喜久井町 1。2mにも満たない、オベリスク風の黒い御影石の碑が設置されています。東京メトロ「東西線 早稲田駅」2番出口を出てすぐ右側の坂のとっつき、「やよい軒」という定食チェーン店の前に在ります。 面している坂道は「夏目坂」。漱石の生家、夏目家に由来した通称です。夏目家は、この地で数代続いた名主の家柄です。名家に生まれた漱石ですが、明治維新を経て没落してゆく夏目家から転々と何度も養子に出され、親族の争いに巻き込まれるなど、不遇な幼少期を過ごしました。21歳になってやっと生家の夏目家に復籍しましたが、養子先が変わるに従って何度も転校しなくてはならない、落ち着かない生活が続きました。               生誕の石碑がある「夏目坂」というのは坂道の通称です。名主だった漱石の生家の家紋が、井桁の中に菊をあしらったものだったので、それに由来して正式な町名は「喜久井町」です。 「夏目坂」を登り切った辺りは寺町。様々な宗派のお寺並んでいます。豊臣の残党に備え、西の守りを固めるため、多くの寺院を配した、江戸の街づくりが今も残っています。 この近く、早稲田南町7には、新宿区が管理運営する「漱石山房」があります。ここは、漱石が晩年の9年間を過ごし、数々の名作を執筆したゆかりの地で、近代的な記念館が建っています。漱石に関する資料もたくさん収蔵されていて、多くの文学ファンが訪れて賑わっています。               それに比べて「生誕の地」は、ささやかな石碑が、申し訳なさそうに定食店の店先に置かれているだけで落差が大きすぎます。 「漱石山房」を訪ねるついでに「生誕記念碑」にも足を向けてください。          

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もっとアイを!?

              今年、訪日外国人旅行客(インバウンド)は、2850万人前後になろうかと予測されています。 国が観光政策に本腰を入れ、オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に2000万人という計画を立てましたが、予想を上回る勢いで増加しています。 来日する旅行客のおよそ60%は、東京をスケジュールに組み込んでいます。東京を訪れる人は、ほぼ全員“新宿”に足を運んでくれます。ということは、2850万人×0.6=1710万人となります。それを一年365日で割ると、1日4万6850人となりますので、何とも驚くべき人数ですね。 確かに、最近、新宿では、アッチを向いてもコッチを見ても、世界中の様々な国の人が視野に入らないことはありません。某民法TV番組風に言えば、YOU/YOU/YOU/YOU/YOU/YOU・・・・YOUだらけ~~!!って、云う感じです。 で、YOUウオッチをしていると、地図を見ながら、向こうだ、そっちだと・・と行先を探す光景が目立ちます。初めて訪れる見知らぬ街で、自分が今どこにいるのか?どの方向に行けばよいのか?とっさに判断できないのは、私たちが外国に行った際にも、しばしば経験しますね。 そんなインバウンド対策として、最近は、英語・ハングル・中国語などの表示も増えてはきましたが、まだまだ充分とは言えないようです。 新宿の街の中にも複数言語に対応できる、ITガイドが設置されていますが、まだまだ数えるほどの少なさです。ごくまれに、案内ボランティアの姿を見かけることもありますが、文字通り極々まれで、年に数人です。 困っている外国の人にひと声かけて、力になってあげたい、と思うことは何度もあるのですが、何となく勇気が出なくて、下を向いて素通りしてしまうのは、我ながら情けない・・・とイジケてしまいます。               さて、日本ではこれまで案内所などを疑問符の【?】で表示してきましたが、世界では、「INFROMATION」の頭文字をとって【i】で表示するのが一般的です。 2020年に向かって案内所の表示も世界標準の【i】に替わっていますが、問題は、その数が少なすぎるということではないでしょうか。 東京都も新宿区も、ガンバって案内板を増設していますが、予算の中で年間計画に従って設置するので、毎月、前年比を上回るインバウンドのニーズには追い付いていないように思えます。 外国人のみならず、日本人の来街客にも、案内掲示板は多くて多過ぎるということはありません。もっと、もっと【i】=アイが欲しいですね。 私たち、新宿の街のメンバーも、もっと気軽に困っている人に声をかけて案内をしなくちゃいけませんね!

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柱列

用事があって、都庁に行きました。新宿中央通りから都庁に行くには、新宿大通り真下の地下道「メトロプロムナード」を通ります。 頭の上を何万人という人が歩き、数えきれないほどの車が走る「メトロプロムナード」なのでたくさんの柱が天井を支えています。 そんなところを歩いていると、同じデザインの柱が並ぶ繰り返しの光景に、少なからず美しさを感じました。               新宿の街の地下は、あたかも食器洗いのスポンジのように通路やショッピングスペースの空間が広がってスカスカ状態です。当然、そんなスカスカを補強するために、様々な柱が立っています。 建築物の柱列は「コロネード」と言われ、古くからその繰り返しの風景に美を感じる人も多かったようす。               そんな訳で、地下道をはじめ、街の中や建物で目にした柱の並ぶ風景をご覧いただきましょう。

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ゴジラフェス

歌舞伎町で11月3日(祝)、たった一日だけの「ゴジラフェス」が、行われました。 会場は、歌舞伎町のド真ん中に建つ「ホテルグレースリー」前の「シネシティー広場」です。このホテルの南面、新宿駅側の8階テラスからは、大きなゴジラヘッドが地上を見下ろしています。そのゴジラヘッド、毎正時に口からガスを吐き出し閃光を放って、街中に響きわたる大きな咆哮を響かせますので、歌舞伎町の時報みたいな役割も果たしています。               また、「ホテルグレースリー」の西側「シネシティー広場」に面した壁面には、ゴジラの上半身がモザイクで描かれています。大久保方面から新宿駅に入る直前に電車の左側の窓から見えるので、“あれか!”と思い浮かべる方も多いかと思われます。 さて、今回の「ゴジラフェス」は、11月17日に公開される、アニメ『GODZILLA 妖怪惑星』のキャンペーンを兼ねているとのことです。昨年7月に公開された「シン・ゴジラ」以来1年4か月という短期間で、お目見えしたゴジラくんですが・・ブツブツだらけで焼き過ぎの味噌団子みたいな、これまでのゴジラくんとはかなり違う顔立ちになっています。           「ゴジラフェス会場」に設営されたテントの中には、歴代のゴジラ8体が勢揃いして、いまにも襲い掛からんばかりのものすごい形相で、きめポーズをとっていました。 何重にも重なった人垣の隙間から、それらのゴジラくん達を順番に見ると、ゴジラフェイスとはいえ、けっこう個性のある別々の顔でした。 入場者で埋め尽くされた会場は、決して広いとは言えないのですが、ゴジラグッズ売り場、飲食スペース、ちびっこコーナー、イベントスペース、などが設定されていました。午後の早い時間に会場入りしたのですが、既にほとんどのグッズは売り切れ!とのことで、ゴジラ人気の高さが窺えました。                                           イベントスペースでは、ラグビートップリーグの選手が4人登場して、トークショウをし、最後にじゃんけん大会でサイン入りグッズをプレゼントして、盛り上がっていました。               歴代のゴジラとご対面ができた「ゴジラフェス」!ゴジラファンには楽しいひと時でした。ほとんどのオフィシャルグッズが売り切れだったので、帰りに街角で売られていた、ゴジラの非公式の被り物を買いました。

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