Monthly Archives: March 2018

神田上水公園DEお花見

新宿駅西口から北に延びる片側2車線の道路が「小滝橋通り」です。 その「小滝橋通り」を駅西口の小田急百貨店前から北に進むと、名前の由来になっている「小滝橋」という処に至ります。この場所で小滝橋通りは、早稲田通りをはじめ、3本の小幅な道路と接して、六叉路の「小滝橋交差点」を構成しています。 新宿駅西口からバスで6停留所くらいなので、歩くにはちょっと遠いですが、JR-中央・総武線「大久保駅」から7~8分、「東中野駅」から5分程度の手軽な距離です。 「小滝橋」には、地名のとおり、橋が掛かっていて、下を流れるのは【神田川】です。 神田川は、三鷹市の「井の頭公園」内の「井之頭池」を水源として東に流れ、この場所を通って、目白台の崖下を通って、台東区を抜けて墨田区の両国橋付近で隅田川に合流しています。 都内を流れる一級河川で、その流れのすべてが蓋をされていない「開渠」なのも貴重な存在です。江戸時代はこの川の水を飲料水としたので【神田上水】と呼ばれて大切に管理されていました。 今では、川そのものより、フォークグループ「かぐや姫」の、哀愁を帯びた楽曲のタイトルとしてのほうが有名になっているのかもしれませんね。 さて、神田川のウンチクはさておいて、小滝橋交差点から神田川に沿って総延長およそ600メートルの【神田上水公園】が緩やかに伸びています。 公園内には様々な植物が植えられ、子供用遊具、成人用アスレチック用具なども設置されています。さらに石づくりの清流もしつらえられていて、四季折々、地元の人たちの憩いの場となっています。                 普段は落ちついた安らぎの場ですが、川辺の桜の古木が一斉に花を開くこの季節の景観はみごとで、区内は言うに及ばず、遠くからお花見に訪れる人で賑わいます。 週末は、早朝からびっしりとシートが敷き詰められ、愉快なお花見宴会場になります。コンロ持参でナベ料理!テーブルを持ち込んで麻雀!ひたすら飲んで食べてワイワイ同窓会!幼稚園のママ友パーティーなどなど、上野公園のお花見に比べると、仕事中仲間よりも家族グループが多く、アットホームな温もりが感じられます。 私が訪れたのは、ウイークデイの昼下がりだったので、宴会はあまり見られず、ゆったりと桜を愛でて、写真!!という人が多かったようです。インターナショナルタウンとして有名な百人町からも近いので、様々な国籍の人が満開の花を楽しんでいました。 川の流れと桜が織りなす【神田上水公園】で、幕の内弁当に桜吹雪の花びらでも受けて、満開の桜を堪能してみませんか。                      

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上野公園DEお花見

ぽかぽか陽気に誘われて、東京の桜はほぼ満開になりました。各地からお花見の便りが届き、心がウキウキしてきます。 新宿には、東京の桜スポットとして海外にまでその名を知られた「新宿御苑」・都庁西側の広大な「新宿中央公園」・大久保駅から徒歩10分の「神田上水公園」・早稲田大学の北側の神田川沿いに延びる「神田川遊歩道」・神楽坂近に近くJR中央・総武線の車窓からも眺められる「外濠桜並木」、などなどいくつもの桜の名所があります。                たまたま昼のテレビ番組を見ていたら「上野公園」が花見客で大賑わい!!のニュースが映し出されました。東京住みの私、上野公園のコンサートホール・動物園・博物館・美術館などなどには足繁く通っているのですが、お花見だけは行ったことがありません。 ゴチャゴチャの人込みはちょっと・・・という気持ちと、新宿人間は桜も新宿区内で愛でれば充分!!という若干の地元LOVEが、「上野の花見」を敬遠してきたささやかな理由です。 でも、みんなが楽しむ雰囲気をテレビで見ていたら、一度は行ってみなくちゃ‥・と思い、足を運んでみました。 午後の上野公園は、ニュースの映像通りの賑わいで、シートの敷ける場所は、ほぼ満席。飲んで、食べて、おしゃべりして、誰もがとっても楽しそう! 公園の正面入り口の階段を昇って、国立博物館に至るメインストリートが満開の桜トンネルになっていて、その道の両サイドが宴会ゾーンになっています。その路側帯の宴会ゾーンの中には、を並べて談笑するグループが何組も連なっています。みんな楽しそうですが、目の前を大勢の人がゾロゾロと歩くので、食べるものが埃でジャリジャリしてしまうのではないか?と気になりました。大きな桜の下には、立ち飲み用の円筒型テーブルも用意されて、2~3人様には使い勝手がよさそうです。                             今年は急に暖かくなって、桜は開花宣言の2~3日後に一気に満開! 遅れると桜が散ってしまうと心配したからなのでしょうか、とにかくものすごい人出でした。 そんな桜狩の面々は写真撮影も熱心です。桜の樹はたくさんありますが、それぞれに咲く花の色が微妙に違っています。赤みの濃い花には人気が集まり、集まった人の群れの中から無数のスマホを持った腕が延びあがり、パシャ・パシャが続いていました。もちろん自撮りも大賑わい!!撮った画面を見てキャッキャッとはしゃぐ光景に、私・ジクサーも、もらい微笑みが出てしまいました。               私たちは、桜が咲くと心が優しくなって、お花見に集う人はみんな友達!!みたいな連帯感で繋がってしまいますが、同じ場所にいると、国籍に関わりなく連帯感で心がふくらみます。 世界中に桜が咲いて、みんながその葉の下でパーティーをすれば、戦争なんて無くなるんじゃないかナ~なんて思えるほど、日本のお花見って心が和む行事ですネ (^^♪ みなさ~~~ん!お花見きましょうネ~~!!楽しいですよ~~!!                

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ガード下 ギャラリー

新宿駅の北側は、「新宿大ガード」と呼ばれる高架線になっていて、駅に入るすべてのJR路線は、この「新宿大ガード」の上を走って駅に入っていきます。 地上で見ると、この「新宿大ガード」は、西の多摩方面から新宿に入る城門のように見えます。映画やドラマ、カラオケの画面などで、夜の新宿の象徴のように、きらめくネオンを背後にして電車がゆっくり高架を走るシーンがまさにこの「新宿大ガード」の景色です。               そんな「新宿大ガード」の橋脚は、アートギャラリーになっています。ガード下の北側が歌舞伎町寄りですが、その場所は、四角いトンネル状になっています。その四角形トンネルの内側の両壁に作品が展示されています。展示されるのは、区内の美術学校生の作品、絵画・ハンドクラフト・アートグループ、写真愛好会などのメンバー作品、小・中・高生の作品、美術館主催の作品展の出展物などなど、様々です。 あえてジャンルを問わず、幅広くART作品が展示されるので、けっこう目を楽しませてくれます。                             毎日、何十万人という大勢の人たちが通り抜けるこの場所なので、歩きながら横目でチラ見しながら、という人がほとんどですが、足を止めて見ている光景もしばしば見られます。 更に、その四角形トンネルの、駅寄り壁面の外側は、壁画作品が並んでいます。この壁画はプロの作品らしく、力作がそろっています。こちらの面の人通りは、四角形トンネル内より少ないので、時間に余裕のある人は、じっくり鑑賞してください。               目を転じて、「新宿大ガード」の南側(新宿駅側)の壁を見ると、子供たちが共同で描き上げた、ほのぼのした巻物みたいな横長の壁画が続いています。 稚拙ながら、子供のピュアな感性が描き出す色と形は、大人には真似のできない、ほのぼのした空気をかもし出して、横目で見て通る大人たちの心をハンナリと膨らませてくれるようです。               頭の上には轟音をとどろかせて電車が通り、地上の道路は自動車が列をなし、うるさくてセセコマシイ「新宿大ガード」ですが、ギャラリーに変えてしまった人々の知恵に、けっこう楽しい空間になっています。

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7年・風化させないために

あの忌まわしい「東日本大震災」。1000年に一度ともいえる巨大地震と津波から7年目の3月11日を迎えます。 被災地の方々の中には、家族を失い、仲の良かった友と別れ、生まれ育った故郷を離れざるを得なかったケースなどは、数え上げることができないくらい多いと思われます。 地震と津波だけなら何とか復旧活動にもめどがつけられるのでしょうが、原発の放射能汚染となると目に見えない相手なので、復興も侭(まま)ならないだろうと心が痛みます。 7年という歳月は、それぞれの環境の違いで「もう!」と思う人も「まだ!」と感じる人もあるでしょう。その7年の間に、九州でも同程度の地震災害が発生したので、マスコミも人々の耳目の半分以上はそちらに向いてしまったかもしれません。さらに、日本を含めて世界は目まぐるしく変化し、日々センセーショナルな報道が飛び込んできます。東北の、被災された皆さんが、世間で東日本大震災の被災記憶が風化してゆくことを心配するのはよく判ります。 実は、私・ジクサーも東日本大震災の発生のあとの6月に、人々が避難して無人化した地域の警備ボランティアで現地に行きました。仕事の合間を縫っての参加だったので、長期間在留することはできませんでしたが、現地では海外からわざわざ救援に来てくれた人たちを見かけ、全国の都道府県から支援に駆けつけた警察官の活動も目の当りにしました。もちろん自衛隊の方々は、一番厳しい場所で汗みどろの救援活動をしていました。私は、それらすべての人たちに心から頭を下げて【ご苦労様です。ありがとございます。】と言いたい思いでいっぱいでした。 現地では、官民の区別なく、この惨状を何とかしなくてはならないという連帯感が生まれ、お互いに言葉を交わすことがなくても、目があえば心が通じ合っていました。 とはいえ、これまでに見たことも経験したこともない地震と津波の現場では、建物の残土から立ち上る建設資材の臭い、流出した油の異臭、海のヘドロの悪臭、生き物の腐敗臭、などなど様々なにおいが入り混って、テレビの画面だけでは絶対にわからない異様な空気間の漂う現場の場所でした。 遠くに見えるくすんだ茶色の丘は、近寄ってみると積み重ねられた瓦礫でした。田は津波に運ばれたヘドロで埋まり、その中には人々の日常生活の品々が埋っていました。北上川を遡った津波は、住宅地の土手に漁船を運んで置き去りにしたままでした。 とにかく、行くところすべては、人々の平和な生活が無残に打ち砕かれた現場で、カメラのシャッターを押すことも躊躇われましたが、後世に参考として生の記録を残さなくては、と心に鞭を当てて写真を撮りました。                                                                         あれから7年。悲惨な災害の記憶を風化せることなく一人でも多くの人に、復興に寄り添い、今後の防災意識を強く持っていただきたい一念で、被災直後の石巻市の写真をアップします。 合掌

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イルミネーション

LEDランプの開発が進んだおかげで、世界中でイルミネーションが楽しめる時代になっています。 LEDランプはクリスマスの装飾で効果的に使われたので、私たちは、イルミネーションは冬の風物詩的なイメージで捉えています。 新宿でも、11月に入ると街のいたるところがイルミネーションのコスチュームをまといはじめ、クリスマス・からお正月にかけての時期は、ピカピカ・チカチカと色とりどりに輝いていました。 イルミネーションが倉庫に戻るのは、翌年の2月中旬からです。3月になるとほとんど見られなくなってしまいます。 春風に花粉が運ばれ,暖かい陽射しにコートを脱ぎ始める今の時期になると、街はパステルカラーの装飾に替わりイルミネーションは長めの休養期間に入ってしまいます。               そろそろお花見でも・・・と思いながらネット巡りをしていたら、「さがみ湖イルミリオン」というサイトに入ってしまいました。 「関東最大600万球のイルミネーションリゾート」のサブタイトルと山の斜面を利用した光の花園の写真を眺めていたら、イルミネーションが懐かしくなり、見たくなってしまいました。 時計を見ると、夕方の6時ちょい過ぎ。今日は日曜日なので、高速の下りはガラ空きのはず!新宿から、首都高4号線を走って中央自動車道に入り、相模湖東インターで降りる行程は、私のオンボロ車でも7時少し過ぎには到着可能!! 夜9時の閉園までイルミの花々を堪能しても11時には帰ってこられる!! と思ったら、心が弾んで「行っちゃえ!」という衝動にかられちゃいました。                 思った通り、高速道路も、一般道路もスイスイ走れましたし、「さがみ湖イルミリオン」も、ほとんどのお客さんが帰途に就いた後の入園だったので、勝手気ままに園内を歩き回れました。 なだらかな斜面に広がる光の花畑に目を楽しませ、リフトに乗って、足元に伸びる虹色の光のじゅうたんを眺めながら一気に山の上に昇り、観覧車に乗って宝石箱をひっくり返したような全景を眺め、童心に帰って楽しみました。 寒さに身を縮めながら見る、冬のイルミネーションも季節感があっていいかもしれませんが、温い春風に撫でられながら見るイルミネーションは、もっとイイ!!と思いました。                 コマーシャルみたいでちょっと気が引けるのですが、ここでは4月8日(日)までイルミネーションが見られます。新宿から、車で行っても、電車で行っても1時間ちょっと!! 思い立ってすぐに行ける!ジクサーのおすすめイルミスポットです。                                             

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四季の路(みち)

新宿は、みどりの無い無機質な街だ、と思っている人は多のではないでしょうか。 今日は、世界にその名を知られる「歌舞伎町」と「新宿ゴールデン街」の境界線でもあるかのような「四季の路」で、豊かな自然が満喫できることをご紹介します。 この公園は新宿区が管理するもので、正式名称は「新宿遊歩道公園 四季の路」です。名前の通り、季節折々の樹々の息吹を楽しみながらノンビリと散歩する細長い遊歩道です。 「四季の路」の南側入り口は「靖国通り」に面しています。歌舞伎町の東端で、新宿区役所の分庁舎横交差点を渡ったところに在り、存在感を主張しない佇まいです。               この遊歩道の左右には、常緑樹、季節感を満喫できる落葉樹、が巧みに配置され、緩やかなカーブを描く造りです。「靖国通り」側から入ると、右手が「ゴールデン街」、左側が「歌舞伎町」です           一か所、この遊歩道と交差する道があり、「歌舞伎町」と「ゴールデン街」にそれぞれ入ることができます。 この遊歩道の両側を見ると、左右何れも「四季の路」に面する建物は、背中を向けています。公園に面して正面を向いているのは、最近開店した焼肉屋さんだけです。               実はこの遊歩道、かつては路面を走る「都電」の線路が走る軌道敷でした。そのため面する建物はすべて背中を向けていて、そのまま今日に至っています。 かつて「都電11番線」は「新宿」と「月島」をつないでいました。新宿から見ると、靖国通りに面した歌舞伎町前を始発として、江東区の「月島」まで、東京の街を東西に長い距離を走っていました。この「都電11番線」は、新宿から四谷・麹町を通り、皇居半蔵門に突き当たって、お堀に沿ってぐるっと警視庁方向に右回り、桜田門を左手に見て、銀座四丁目交差点を抜け、東銀座を通過して、築地魚市場に達し、終点の月島、という花の東京のど真ん中を肩で風を切るかのごとく走った、堂々たる路線でした。 利用客には、霞が関に努める公務員、丸の内の会社員なども多く、新宿の飲食店の親父さん達も築地市場まで毎日の仕入れに利用していました。 都電は、交通渋滞解消のため、ほとんどが廃線となり11番線も昭和45年に廃止されました。現在では、ほとんど軌道敷内走行で道路を走らない「荒川線」だけが残っています。 話しを元に戻して、「11番線」が一日の勤めを終えて車庫に帰っていく引き込み線が、廃線後にこの「四季の路」に生まれ変わりました。「四季の路」の途中に、通路の中央を引き裂くかのような植樹スペースがありますが、これは単線が途中で入れ替わるための、すれ違い場だったところです。               さらに進むと、以前、窪地だった場所には橋が架けられています。わずかな落差ですが足下に群生する笹が風になびく風情は、せせらぎを渡るようで楽しくなります。               当時の都電の車庫は関係者の官舎も併設していて広い敷地でしたが、現在は「新宿区文化センター」となっています。だから、靖国通りから新宿区文化センターに行くにはこの「四季の路」が便利です。新宿の街歩きで疲れたら「四季の路」で、樹々が発する酸素を深く吸い込んでひと休みしてみませんか。

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