Monthly Archives: April 2018

牡丹のお寺

西武新宿線「下落合」駅の北口を出て、北側に線路と並行して流れている妙正寺川を渡ると「新目白通り」に出ます。その「新目白通り」を「高田馬場」方向に進むと、道路をまたぐ歩道橋が見えます。その歩道橋のすぐ手前を左に入ると「東長谷寺 薬王院」の山門に到着します。「下落合」からゆっくり歩いても5分程度です。               今日のお目当ては、このお寺の境内に咲き誇る『牡丹』です。昭和41年(1866年)に、奈良県の本山「長谷寺」から100株ほどの苗を移植したものが、今では1000株ほどに増えて、今の季節に、色とりどりの花を咲かせて人々の目を楽しませてくれます。               「東長谷寺 薬王院」は、東西に延びる目白台下の断層の地形を利用した、急峻な傾斜地を境内にしています。そのため、山門をくぐると目の前に庭がせり上っているように見えます。そのせり上がりの斜面を覆いつくして、大輪の『牡丹』が茂った深い緑の葉と鮮やかな対比を見せて咲き誇っています。               崖地の上の方に位置する本堂は、半分くらいが空間に張り出しているので、何本もの太い組柱で支えられています。ちょっと見、京都の清水寺のようで、古都の古刹のような景観を造っています。 車の通行量の多い「新目白通り」から、ほんの数十メートル奥に引っ込んでいるだけの場所なのですが、不思議なくらい静謐な空間となっていて、心が洗われるように思えます。 専属の庭師さんが丹念に手入れをしているので、ゴミはもとより落ち葉一枚も見られない清浄な境内は、いつまでも座り込んで深呼吸をしていたいような、潤い感に満ちています。               喧騒の歌舞伎町「西武新宿駅」からたった2駅、山手線、東京メトロ東西線から「高田馬場」で乗り換えれば、1駅:2分という、ナイスアクセスです。 今年は気温が高い日が多かったので例年より開花期間が前倒しになっているとのことですが、まだ1週間くらいは満開の牡丹が楽しめます。ちょっと足を延ばして『牡丹のお寺』を訪ねてみませんか!

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千鳥ヶ淵公園 DE 夜桜

そろそろ東京の桜が終わりそうなので、仕事を手際よく片付けて、あたふたと「新宿三丁目駅」から『都営地下鉄 新宿線』に乗って、3駅目の「九段下駅」に向かいました。 目的は、もちろん「千鳥ヶ淵公園」の夜桜!! 「千鳥ヶ淵」は、江戸城の西北に位置する内堀です。元々は「局沢川」という川でしたが、江戸城の「田安門」と「半蔵門」に通じる土手を築いた際に流れをせき止めて、濠にしてしまいました。規模の大きな内濠なので、両側の土手をせり上がる傾斜地形と石垣のコントラストは雄大です。およそ260本の桜をはじめ、様々な樹木が茂って季節ごとに美しい風景を見せてくれます。               「千鳥ヶ淵公園」は、東京のみならず日本を代表する桜の名所です。テレビでも新聞でも、インスタグラムでも、今の季節になると様々な時間の「千鳥ヶ淵の桜」の景色が登場して目を楽しませてくれますね。 毎年、桜が咲くと100万人を超える見物客で、大混雑し、公園内の桜の撮影スポットでは、スマホを手にして場所取りの順番待ちをしなくてはなりません。 今夜も、その例外に漏れず、夜桜見物は「千鳥ヶ淵公園」の九段側の入り口から入って、左手に「お濠」と「桜」を見ながらの一方通行で進みました。お濠の土手と遊歩道の桜は明るくライトアップされていますが、道を照らす明かりはほとんどなく、桜に目を奪われて足元をおろそかにして歩と、木の根や置石に躓いて“オットット(ToT)/”となってしまうので、気を付けましょう!!                             「千鳥が淵公園」では、昼でも夜でも、シートを敷いての宴会はご法度!お濠沿いの遊歩道をひたすら歩いて桜を愛でて、写真を撮って、桜が途切れたら来た道を折り返して、再び一方通行で「九段下駅」へ戻るコースが一般的です。 そぞろ歩きコースの奥のほうにボート乗り場があります。お濠にボートを浮かべて、人々の行列を見上げ、優越感に浸りながら桜を鑑賞したい人はこの乗り場から漕ぎ出すのですが、一時間以上の順番待ちを覚悟しなくてはなりません。 「千鳥ヶ淵公園」の夜桜は、昼間より幻想的で、心はステップを踏むようなワクワク感に満たされます。けれども、わずかな数のベンチ以外、座るとことが無く、しかも、ゆっくりとはいえ、歩き続けなくてはならないので、けっこう疲れます。 近くには飲食店などが少なく、公園内には屋台や露店が全くありません。ひと休みして、足を元気にする場所をゲットするのも大変なので、「九段下駅」から地下鉄で、わずか8分の「新宿三丁目駅」に戻りました。結局、夜桜宴会は新宿中央通りで、楽しくワイワイ(*^。^*) 歩きっぱなしの「千鳥ヶ淵公園」は、ちょっぴり疲れますが、桜は素晴らしいスケールで出迎えてくれます。もう花はかなり散ってしまったようですけれど、葉桜だってイイじゃないですか!帰りに、新宿で宴会ができるんですから(^_-)-☆  

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外濠公園 DE 夜桜!!

JR中央・総武線の「四谷駅」、「市ヶ谷駅」、「飯田橋駅」の、およそ2kmの線路沿いに、江戸城の外濠が連なっています。この辺りの地形は、江戸城側が高台になっています。その高台の縁の急斜斜面の崖下に、自然の地形をうまく利用して外濠が造られています。 新宿駅から東京駅に向かう電車がこの辺りに差し掛かると、右手が昇り急斜面で、左手が線路と並行する外濠です。流れの無い堀なので、水面は藻の薄い抹茶色、周囲のビル群との対比が心を和ませてくれます。濠の両側には、桜の古木がたくさん植えられていて、春になると電車の窓からも桜を満喫できる名所です。 その「外濠」に沿ったベルト状の公園が「外濠公園」です。自然を残した遊歩道の公園で、たくさんの桜の樹があります。普段は、地元の人たちがぶらぶら歩いたりジョギングしたりする姿が見られます。昼下がりには、赤ちゃんを載せたベビーカーを押すお母さん、ワンちゃんを連れたおじいさん、などが行き来し、緩やかに時間の流れる光景が印象的ですが、花見シーズンは、あっちにもこっちにも急ごしらえの「宴会」のお座敷が登場して華やぎます。 そんな「外濠公園」の真ん中付近に位置するのが「市ヶ谷駅」で、この駅の改札口は「外濠公園」の高台の位置になります。 この辺りは、外濠の高台部分が「千代田区」。斜面下の外濠の北側は「新宿区」という区境の場所でもあります。陽射しが温かった、先週末「市ヶ谷駅」を出発点にして「外濠公園」のお花見に行きました。お花見の目的は、濠の北側に延びる外堀通りの、夜桜のライトアップですが、到着時はまだ明るかったので、時間つぶしで、高台に延びる「千代田区」側の土手上を歩きました。               ここは、足元が土で、絶好のお花見宴会スポット!!ライトアップされている場所ではないのですが、夜桜の風情を求めて日の暮れる前からシートを広げて、宴会が始まっていました。 土手の上を歩いた後、濠に架かる「新見附橋」を渡って、外堀通りに下りました。ちなみに、公園は【濠】で、道路は【堀】の文字を使っています。使う文字がズレていますが、名称なので仕方がないですね。 外堀通りは、交通量の多い東京の幹線道路のひとつで、新宿区側です。その名前の通り「外濠」に並行しています。外堀通りのお濠側の歩道の桜を新宿区がライトアップしています。 濠は、外堀通りより低い場所にあって、その土手に植えられたソメイヨシノをライトが照らしています。外堀通りの歩道を歩くと、手摺のすぐ目の前に、どか~~ん!と満開の桜が盛り上がっているようで、迫力があります。 都内のお花見スポットの中でも“外堀通りの桜”は顔をくっつけることができるくらいの距離の近さで、心が弾みます。陽が落ちかかる6時から9時までの3時間、『ぜ~~んぶ!サ・ク・ラ~~~!!』っていう感じで、夜桜が観られる、スペシャルなお花見スポットです。 道路の歩道を歩いて、ひたすら桜をめでるお花見スポットなので、シートを広げて宴会を開くことはできませんが、春風に吹かれながら満開の桜とご対面すると、心が躍ります。          

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