アーチ

Posted by on 2018年5月9日

商店街の入り口に、その商店街の名前などをデザインしたアーチ式の構造物が設置されていることは珍しくありませんね。

この構造物の正式な名前はよく判らないのですが、街に入る場所に在って門のように見えるので「ゲート」と云う人もありますし、長い道路を屋根のように覆う「アーケード」の先端部でもあるので「アーケード」と呼んでいる人もいます。けれども、新宿ではこれを「アーチ」と呼ぶことが多いようです。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、そのアーチですが、以前は日本全国のどこの商店街も、競ってこれを立てていました。ところが最近は、火事の時に消防車が入れなくて大惨事につながってしまいことが心配される、ということで、あまり見られなくなってきました。

消防車対策として、背の高いアーチにしたり、真ん中を切断して、道路の両端から腕を伸ばすような形に変更したりして、何とか街の名前をアピールする構造物としてアーチを維持する努力をしているようです。火事などとは別に、万一、老朽化して落下しないとも限らないので、事故防止的な意味もあるかもしれません。街の名前を印象深く表示するのも、商店街にとっては大切ですが、万が一の際にその存在が人命に関わる大惨事に繋がってしまうことも心配です。時代の流れを考えると、ドカンと存在感を主張して建つアーチは次第になくなっていくのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

新宿でもいろいろな「アーチ」を見ることができますが、堂々と道路をまたいで聳え立つ門構えの物もありますし、街路灯から張り出した構築物と化して、何となくアーチの名残をとどめるかのような存在のものもあります。そんな現状を踏まえて、ブラブラと新宿駅周辺の商店街を巡って、アーチを観察してみました。

 

 

 

 

 

 

 

駅の西口、線路に沿ってレトロ感覚満載の街並みを残している「おもいで横丁」からスタートして、大ガードをくぐって東側の歌舞伎町方面に進み、カラオケ画面でもおなじみの「歌舞伎町一番街」・「ゴジラロード」・「さくら通り」に歩みを進めてみました。

そのあと、戦前からのレトロな姿を残して、西口の「思い出横丁」と双璧をなしている「ゴールデン街」「明るい花園」街を見て回り。

 

 

 

 

 

 

 

さらに足を東に伸ばして、寄席の《末広亭》が街の真ん中に鎮座する、「末広通」「要通り」を見て歩きました。

 

 

 

 

 

 

 

商店街の「アーチ」は、街の特性をしっかりお客様に伝えるために、みんなで知恵を絞って作っています。お客様が街を訪れて、最初に対面する重要インフラですので、みな様もチョットは気にしてご覧になってくださいね。

 

 

 

 

 

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