さようなら (◞‸◟) ありがとうございました ( ◠‿◠ )

Posted by on 2018年12月30日

《モロッコ》に来て、青い町「シャウエン」から「エルフード」という町に来ました。この「エルフード」は、道路も建物も《モロッコ》の大地の色ともいえる「茶色」です。空気が乾燥していて、常に埃っぽい感じです。

ず~~と昔は、海だったこの辺りでは、アンモナイトや三葉虫などの化石がゴロゴロ出てくるそうです。隣国《アルジェリア》にも近く、広大な『サハラ砂漠』の入り口の町としても知られているそうです。実は、「シャウエン」の見物を終えて、「カサブランカ」に帰ろうと思ったのですが、なぜか全く違う所に行きたくなって、ここにきてしまいました・・・・

この国では、交通網が十分に発達していないので、ちょっとした移動でも道路端に立ち親指を立ててヒッチハイクをする習慣があります。人々もお互い様なので、行く先が同じなら気軽に車に乗せてくれます。ボクも道端でボ~~っと立っていたら、車が止まって「乗って行けよ!」と声を掛けられ、何処に行くのかもわからず乗り込んでしまいました。

ずいぶん長いドライブの末、「着いたよ!」と言われて降りた町が、この「エルフード」でした。一体なんでこんな国境の町に来てしまったのか全く分からないのですが、とにかく“あぁ!着いたんだな!」という気持ちになってしまいました。

とりあえず、ホテルに泊ると、フロントで明日の午前4時に、ランドクルーザーが来るから早起きするように言われました。どういうことだか全くわからなかったのですが、「イエス!」と答えて早々にベッド入りました。

 

 

 

 

 

 

 

ぐっすり寝たらしく、さわやかにパッと目が覚めたのが午前4時!窓の外は、まだ闇夜でした。アフリカの国とは言え《モロッコ》の夜明け前はメッチャ寒い!!ホテルのエントランスで待っていると、4WDがボクを迎えに来てくれました。

そこから、暗闇のデコボコ道をヘッドライトの明かりを頼りに1時間ほど走って着いたところが「メルズーガ」と云う処でした。暗くてよくわからなかったのですが、たくさんのラクダが座って、砂漠の旅人を待っているようでした。何となくここがサハラ砂漠の入り口らしいことが判りました。

 

 

 

 

 

 

 

やがて、《モロッコ》の民族衣装「ジェラバ」を着たおじさんが来て、案内するから乗れ!と一頭のラクダを指さしました。背中によじ登って鞍にまたがると、ラクダ君はどっこいしょ!とばかりに立ち上がります。大きく揺れて落っこちそうになりましたが、鞍にセットされている鉄製のハンドルにしがみついて事なきを得ました。そして、ラクダ君は歩き始めましたが、一歩ごとにけっこう揺れるので、ボクも体を揺らしてタイミングを合わせなくてはなりません。砂というよう“粉”という方が適切な砂漠を歩くラクダ君は、足音ひとつ立てることなくポクポクと進みます。まだ夜明け前なので、辺りは闇、満天空に輝く星座のみが行先を見極める目印です。

小1時間、ラクダ君の背に揺られてサハラ砂漠のどこだかわからない砂丘のうえで降ろされました。アフリカと言えども、砂漠の夜明け前は東京の12月と同じくらいの寒さです。砂漠の夜明か直前は、風も吹かず何の音もしない静謐の世界です。

そのまま砂丘に座っていると、砂漠のご来迎を迎えることになりました。東の空が茜色に染まり、かすかに輝き始めます。その頃になると、遠くの砂丘にポツポツと人影らしきものも見えました。サハラに陽が昇る絶景を体験しに此処に来ているらしいことが判ります。

やがて空が金色に輝き、太陽が徐々に昇ります。陽が差し始めると、あたりの砂が本来の乾いた褐色になり、砂丘の斜面にラクダの隊列のシルエットが薄墨色に映し出されます。その時!僕の脳裏にパシッと閃きのような衝撃が走りました。ボクは今!この地球での修行を終えて、生まれた惑星に戻ることになるのだ!!!!と云うことを直感しました。

身体に浴びる太陽の光がエネルギーに変換して、ボクはこのサハラ砂漠から、一旦分子レベルに分解されて、生まれ故郷の惑星に光速移動して、元の身体に合成されるようです。

新宿のみなさん!日本のみなさん!世界のみなさん!長い長い年月、ご支援くださってありがとうございました!!お別れの時が来たようです。お元気でお暮しください!さようなら~~~~!!

 

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